赤信号で止まったついでに時計を見ると、すでに実家に着くと言った時間を過ぎていた。
「混んでるな」
都会ではなく、田舎に向かうのに混んでいる事に少しイラつく。
帰省の時期なので、田舎に向かう方が混んでいるのは当たり前なのは分かっているが、妻に八つ当たりするのもみっともないので、独り言でごまかす。
「仕方ないじゃない」
つもりが、妻にしっかり聞こえていたらしく軽く返してきた。
ここで「ただの独り言だろ」とでも言おうものなら口げんかになるのは目に見えているので、黙っておく。
別に仲が悪いわけではないが、混んでいる状況にイラついているのは妻も同じだろうと、無理やり持ち出した男の沽券でぐっと黙り込む。
喧嘩になるのを回避したのを察してか、妻が話題を変えてきた。
「お義母さんたち、待ってらっしゃるでしょうね」
「ああ、そうだろうな。大量に作った料理を前に、向こうもイライラしてるだろう」
俺は一人っ子で、実家は両親だけの二人暮らし。いつもの倍以上の夕飯が並んでいるはずだ。
母は妻まで俺と同じくらい食べる。と思っているのか、帰省するたびに大量の料理が並ぶ。
俺達に子供でもいたら妻の負担も減るんだろうが、生憎とまだ共働きで子供もいない。
その大量の料理を何とか若さで平らげている妻に、それでも仲良くやってくれていることに感謝する。
そんな気持ちがあふれてきた事で、渋滞のイライラが治まってきた。
持つべきものは姑との関係を上手く築く妻だろう。
「初也、お帰りなさい。綾子さんもお疲れでしょう」
綾子には微妙に言葉を変えて、車を止めた途端に母が表へ出てきた。
すでにその時点で夕食の香りが漂ってくる。
これは落ち着く間もなく夕飯だろう。時間的には問題もなく、昼前に軽い昼食をとってからほとんど何も口にしていないので、ありがたいことだ。
何時間も食べていないのは綾子の夕飯への意気込みの現れである。
「遅くなってしまって申し訳ありません、道が混んでしまって」
特別な確執はないが、敬語は外せない。
家の皿を使いきっているんじゃないかという料理を前に、綾子が気合を入れた。
そんな俺達を母は優しく見守る。まあ、この状況で「こんなにたくさんは・・・」とは言えないだろう。
俺は自分の実家だから気楽なもんだ。
と一人和んでいたら母が小言を言ってきた。
「ところで、初也。あなたお義父さんの部屋は自分が片付けるって言って、全然やってないでしょう、お母さんが代わりにやってしまうわよ? 」
「あー、忘れてるわけじゃなかったんだけど、分かった。後でやるよ」
自分の子供の「後でやる」発言ほど信じられないものもないのだが。
昔は両親共働きで、俺はおじいちゃん子だった。大きくなっても特に何を返せた事もないので、せめて部屋の片付けくらいは俺がやろうと、祖父が亡くなった時に思っていた。
結局一年近く放ってしまったが。
綾子が横で手伝おうと言い出そうか悩んでいるのを見て、軽く首を振った。
急にそこは譲れない一線のようなものを、今更だが感じたからだ。
次の日、目が覚めたのは九時だった。さすがに綾子は起きて居間で母の相手をしていた。
「おはよう」
「あら、遅かったのね」
母が綾子を立てるように俺を軽く非難するが、綾子は「自分の家ですから、つい寝過ごしたんでしょう」と上手く実家を持ち上げる。
せっかく和んでいる二人の仲にわざわざ入る事もないと思い、軽く朝食を取った後祖父の部屋の片付けに向かった。
一年前と変わらぬ部屋。
親が共働きで、周りの民家も少ないこのあたりでは、遊び相手は祖父くらいしかいなかった。
それを多少負い目に見ているのだろう、俺が片付けるからと言ったので、母は何も手をつけていない。
「本当に田舎だよな・・・・・・」
祖父が畑に出ている時は一人だった。
一人でずっと裏の山で遊んで・・・・・・。
いや、一人友達がいたな。同じくらいの年の・・・・・・名前は何だっけ?
その時、開けた窓から山の風が入ってきた。
とても澄んだ心地の良い風の匂い、ずっとその中で二人で遊んだ。
「木、樹。・・・・・・あぁ、そうだ。優樹だ」
ふと棚の中にアルバムを見つける。
二人で撮ったはずだ。
俺の成長順に並んだ写真の中、目的の物は簡単に見つけることができた。
まだまだ幼い俺、その横に並ぶ優樹。
何だろう? 何か違和感がある。
写真に問題はない。裏の、登生(とき)山をバックにただ並んでいるだけ。
そういえばこの山には言い伝えがあった。
「初也、この山はな・・・・・・」
祖父が時々言っていた。
本当は、時の山と言うんだ。昔から不思議な事が起こると言われていて、時を越えることが出来るそうだ。
子供心にわくわくしたが、実際登ってもただの山。
それが本当なら今頃取材の一つでも来ているはずだ。地元の他の言い伝えの中でも一番眉唾に近いと思う。
でも、山に登るのは好きだった。ほんのひと夏くらいしか会えなかったが、同世代の友達に会えるのは楽しみだった。
今思えば家でも聞いておけばよかったんだが、小さかったのでそこまで気が回らなかった。
自分の幼さに次第に笑がこみ上げてくる。
空を見るといい天気だ。
この部屋は逃げない。
天気は分からない。
散歩がてら久々に山に登ってみようと思い立った。
台所では母と綾子が昼食を作っていたが、食べ始めれば昼でも目一杯食べさせられるので、綾子には悪いが、母が買い置きしてあったチョコだけを頂き後を任せた。
「何時頃に帰ってくるの? 」
母に見えないように睨みながら確認する。これで夕飯もいらないと言ったら恐ろしい事になる。
「ちょっと散歩してくるだけ、すぐに帰ってくる」
俺は愛想を振りまきながら手を振った。
ただの散歩だから、昔はよく歩いた道を登ってくるだけだからと。
昨日は夕飯の香りに紛れて分からなかった山の風。
心地よく全身で受けながら思い切り息を吸う。
うーん、田舎育ちから抜け出せないな。
・・・・・・別に抜け出さなくてもいいのだが。
目に優しい緑が広がる。木々が多少茂っているだけで、記憶と変わらない山。
むしろそこから見える村に違和感を覚える。
あんなところに家はなかった、コンビニなんてものもなかった。
ここ十年近く、必要最低限しか帰ってきていないので、俺が知らないことの方が、この村では多いのかもしれない。
予想より早く息が上がってくた、体力の低下は自覚していたが、三十路を前に多少情けなく感じてくる。
最後に登ったのが十代後半で、比べるほうが間違っているのだが、何となく悔しい。
開けた場所に出た。
切り株に腰掛け、おにぎりを出す。
実は出かけに綾子がさっと握ってくれていた。普段の昼は食堂で食べ、夕食にわざわざおにぎりを作る事もないので、ちょっと珍しい。
が、ありがたいことには変わりない、ありがたく頂いた。
ついでにペットボトルのお茶も付けてくれるあたりが主婦だなと感じる。
手近にあったチョコだけをせしめたサラリーマンとは大違いだ。
いい気分転換だ。望んで会社勤めをしているが、根っからの育ちは変えられない。
こういう所にいると落ち着く。
時計を見ると一時半。
急ぐ事もないが、さすがに手持ち無沙汰が襲ってくる。
面白くない大人になったもんだ。
帰りは別の道を通る事にした。行きとは違う景色を見ながらのんびりと下りていく。
ポツリと雨が当たった。
空を見れば、雨雲に覆われてきている。
運が悪い、駆け下りるか雨宿りするかで迷ったが、結局どこか雨宿りできる場所を探す。
その時、雨はすぐに止むだろうと高をくくっていたが、雨は止むどころか激しさを増していた。
駆け下りればよかったと後悔しながら、せめて天気予報を見てくればよかったと自分の迂闊さを恥じる。
しかし一度激しく降った雨はその勢いを増す事はなく、次第に小雨に変わっていった。
時間は三時前、さっさと降りてしまおうと足を速めた。
雨のせいで少し視界が悪かったが、そこは昔歩き回った山。俺は躊躇せず足を踏み出していた、地面がないことにも気づかずに。
「え? 」
これから落ちる人間にしては間抜けな声を上げ、落ちる人間にふさわしい言葉は、土砂と共に滑り落ちていった。
やられた、何時の間にあんな場所に崖が出来たんだ?
滑り落ちた先で俺は目を覚ました。
何か生暖かいものが伝ってくる。
「俺の・・・・・・血か」
自覚した途端に襲ってきた激痛に身をよじった。
頭の傷は掠っただけのようだが、足をひねったか折れたかしたらしい。
確かめる勇気もなく痛みに耐える。
幸い持ってきていた小さなリュックは近くにあった。
携帯を取り出すが、もちろん圏外。ついでに見た時間は4時半過ぎ。
ちょっと散歩、の割には長くなってしまった。心配しているだろう。
誰か通りかからないだろうか? 「誰か!」と声を張り上げるが答えはない。
叫び疲れて、ようやく辺りを見回すと、そこは見慣れた風景だった。
ひときわ太い幹の木に傷が見える。
昔、優樹と背を比べた後だ。そう、ここでいつも遊んでいた。
ふと振り返ると優樹はそこにいたんだ。
その思い出に浸りながら、いつの間にか俺は目を閉じた。
「・・・・・・さん! 」
暖かい何かが頬に触れた。
目の前に子供の顔。助かったと思う前にその顔に驚く。
間違うはずがない、ついさっき写真で見た顔だ。
「優樹・・・・・・」
写真と寸分変わらぬ少年は俺の姿を見てパニックになっていた。
「早く、早く戻して!! 」
優樹は空に向かって声を上げた。
「早く、ねえ!! 」
空に向かい泣きそうな声を上げる、あの写真と変わらない子供の優樹。
俺の手に触れる小さな手、その震える手を俺はしっかりとつかんだ。
動揺している子供に対して無意識の行動だった。
それに気づいて、同じくらいの年だったはずだと否定する。
その時、空間が閉鎖された。
いや、どう表現したらいいのだろう。
山の風と匂いが俺達を包む。
体が軽い、その風が体に染み渡るようだ・・・・・・
気がつくと周りは明るく、止んでいたはずの雨がぱらぱらと降っている。
何か体が温かいと思い目線を落とすと、優樹が俺にしがみついていた。
「だ、大丈夫? 」
座り込んでいる俺に、同じく膝を付いて俺を見上げている。
その様子が可愛くて「膝が汚れるぞ」と立ち上がらせてあげようとした。
「・・・・・・って、あれ? 」
立てた。
足が痛かったはず・・・・・・と、足元を見るが普通に立っている。
手足の擦り傷も、血は付いているがまったく痛みを感じない。
訳が分からず頭をひねっていると、安堵した優樹と目線が合った。
・・・・・・優樹の背は俺の胸までもない。まだ服にしがみついているのでほぼ真下を見ないと見えない。首が痛い。
「良かった、治ってるよね」
そういうと優樹は一旦手を放し、もう一度空に向かって話しかけた。
「ありがとう!! 」
風がそよいだ。
「優・・・・・・樹? どうして・・・・・・」
どう見ても二十近く若く見える少年に、説明を求めていいのだろうかと迷った。
「ん? お、あ・・・・・・えっと、初也」
何故か俺の名前を言いにくそうに呟く。そういえばさっき目を覚ました時も、何か名前以外で呼ばれたような・・・・・・
「あのね、この山って知ってるでしょ? 本当の名前」
「名前? 本当の・・・・・・時の山、だろ」
「うん、えへへへへ」
何故か急に優樹が笑い出しながら再び俺にしがみついてくる。大きくなってからは子供と遊ぶ機会なんかなかったので、どうしたらいいか戸惑ってしまう。
「どうしたんだ? 」
「だって、話し方が違うんだもん、それにちょっと前まで僕と変わらなかったのに」
今、この年この外見で、何とかだもん。などと言ったら引かれるのは間違いない。
昔はしていたのかもしれないが。
「久しぶりだよね、初也がこんなに大きな大人になるなんて信じられないよ」
一人納得している優樹に、さっきの説明を求めるタイミングが見つからない。
「時の山のおかげだね」
「山の? 」
「そうだよ。僕をここへ運んでくれたんだ。そして初也の傷も時間を戻してもらったんだ」
「運んだ? それに傷って・・・・・・」
初也、この山はな・・・・・・
祖父の言葉が蘇ってくる。
「僕を、いつももうちょっと先の未来から運んでくれてたんだ」
優樹は満面の笑みで俺を見上げた。
時を越えることが・・・・・・
「あの御伽話か!! 」
「おとぎ話じゃないよ、本当の話だよ。僕、いつもここで初也と遊んでいたじゃない」
そんな事を言われても、普通に子供同士で遊んでいて、その友達が未来から来たなんて考えるわけがない。
「本当の、本当の話だったのか」
近くにあった木にもたれ、子供の頃にわくわくして聞いたあの感覚を思い出す。
「そう・・・・・・か、本当の話、なのか。・・・・・・でも一体どうやって? 何かこの山に特別な場所でもあるのか? それとも何か他に? 」
「ん? 場所? そんなの関係ないよ。山は生きてるんだから、どこにいても同じだよ」
「生きて・・・・・・」
何とか理解をしようとしていた頭が、再び停止する。
何の疑問も感じていないように見える、優樹の柔軟な考えが羨ましかった。
「つまり、山は生きていて、優樹をこっちに運んでくれたんだな? 」
子供の言葉を整理してみる。整理してみたところで中々納得できるものでもないが・・・・・・
「うん! 始めはね、この山で一人で遊んでたんだ。お父さんもお母さんも働いてるから。そしたら友達を見つけてくれたんだ」
つまり、一人で遊んでいる優樹がかわいそうだから、わざわざ過去の俺のところまで運んだという事か。
・・・・・・俺も一人でかわいそうだと思われたのか。
何となく情けない気持ちになりながら、優樹に声をかけた。
「でも、助けに来てくれたんだよな、ありがとう。俺が落ちたことも山が教えてくれたのか? 」
「ううん、違うよ。他の人に教えてもらったんだ」
優樹が少し意地の悪い顔で笑う。
「他の? 誰だよ? 」
そんな優樹にあわせて子供っぽく笑って見せた。それが面白かったのか優樹は更に笑う。
手を伸ばしてきたのでそのまま優樹を抱き上げる。軽い、幼い頃の友達を抱き上げる日が来るとは。
「そういえば、あれから会わなかったけど、どうしてたんだ? 」
「あのね、お母さんが仕事やめたんだ。だからさみしくなくなったんだ」
「そうか、良かったな」
別に妻は家にいるべきだとは考えないが、子供に寂しい思いをさせるのは辛いと思う。
優樹のためを思って辞めたのならば、それが優樹の母親にとって最善の選択だったのだろう。
「うん、初也のおかげだよ」
「え? 」
そう言って俺の肩に顔を埋めた優樹に、その先の答えは聞けなかった。
その温かさを心地よく思いながら、さすがに帰らなければと時計を見る。
三時過ぎ。
本来ならば示しているはずのない時間。
「優樹、また会えるのか? 」
「また会えるよ」
きっとすぐ、と言う言葉を優樹は飲み込んだ。
「会いに来てくれるのか? 」
「・・・・・・」
下に降ろすと、答える代わりに名残惜しそうに俺を見る。
ふと、リュックにチョコレートを入れていたことを思い出す。
「これ、食べるか? 」
「うん!! 」
子供の前で、手元にお菓子がある時の条件反射だった。
そのチョコレートを嬉しそうに持ち、優樹はにっこり笑った。
「また会おうね。・・・・・・さん」
最後のセリフはあの時を越える風と共に掠れるように聞こえた。
お父さん。
そう、再会して初めて目を開けた時もそう呼んでいたんだ。
「お父・・・・・・。俺の・・・・・・子? 」
未来から来た、幼い頃一緒に遊んだ子供。
あの写真の違和感は、他人にしては似ていると、そう思ったんだ。
優樹は気づいてたんだろうか? 俺の事を。
いや、あの頃、一緒に遊んだ時は気づいてなかったんだろう。
直感で父だと感じるのには年と取っているし、冷静に父だと判断するにはまだ幼い。
俺は呆然と優樹が消えた空間を見つめていた。
幻でもない。
確かに子供の頃に会って、今も会ったんだ。
そばの木には背を比べた後があり、リュックからチョコレートは消えている。
俺の子供の頃の孤独を救ってくれて、そして今度は大人になっても助けに来てくれた。
家に戻ると妻や両親は中々帰ってこない俺を心配していたが、一番驚いたのはシャツについた血だろう。
どこにも傷はないと言ったが、綾子に丸裸にされ本当に傷がないことを確かめると、風呂場に放り込まれた。
その夜、俺と優樹の写真を片手に綾子にすべてを話した。
遠くない未来、優樹が寂しくならないように、どうしたらいいか夜遅くまで話を続けた。
山は少しずつゆがみを戻していく。
初也が目を覚ました時、近くにあった写真を見て、懐かしそうに名前を思い出す。
「そういえば、優樹って言う友達がいたな」
男の子だった。
初めて自分の子を抱き上げてみる。
壊れそうなその存在に、何故か懐かしさがこみ上げてくる。
「・・・・・・樹」
「え? 」
綾子が子供を抱く手つきがぎこちない俺を見上げる。
「そうだな、名前は優樹だ」
「ただいまっ!! 」
少年は古い家のドアを開けた。
「見て見て、貰った!! 」
と、さっき貰ったチョコレートを父親に見せる。
「懐かしいな、もうそのパッケージは変わったからなぁ」
別に甘いものが好きなわけではないだろうけど、懐かしさに引かれてしげしげとチョコレートを見る父親。
「すっごい若かったよ」
「すっごいって、十歳ほどしか変わらないんだけど・・・・・・」
子供の無邪気な発言にショックを受ける父。子育ては大変だと、その顔のしわが物語っている。
「優樹のおかげで思い出せたけど、また忘れていくんだろうな」
「本当に。あの夜、子供が出来たらしばらくは家事に専念しようと思ったのに。結局働いてたなんて、ちょっとショック」
初也の母が亡くなる少し前に、この田舎に三人は引っ越してきた。
そしてほんの少し前まで、少年は裏の山で同じくらいの年の友達と遊んでいた。
「いつかは僕も忘れちゃうのかな? 」
少年は窓から見える山に向かいささやく。
風が優しく家族を包んだ。
-完―
高校の文芸誌の作品を手直ししたものです。初の前後編でした。
文芸誌的な話だった為か、一番評価が良かった気がしますが、時系列など大幅に手直ししています。当時のままではあまりにも分かりにくかったので。
当時の友人に読んでもらったんですが、結末を覚えていなかったらしく「そうだったんだ~」と言っていました。
結構バレバレかと思ったんですが。
昔の作品なので色々と今と合わない事がありました
特に最初に主人公が電話をするシーンがあったんですが、携帯を持ってなくて電話ボックスからかけてました(笑)
時代を感じますね~、なので削っちゃいました。
・・・・・・私の高校の時にも携帯はありましたよ!!(PHSの方が多かったですけど)
ちなみに優樹にあげたチョコ、文芸誌の方では自分で食べています(笑)
そっちでは夜中まで優樹が助けに来なくて、半分遭難しかけてましたからね、書き直しにあたり今回は手心を加えました♪
(2008.12.6)