novel「SF」に「オールドタウンの反乱16」追加!
- 2013/08/26 23:10
- カテゴリー:new
「novel」の「SF」に「オールドタウンの反乱16」追加しました!
これで完結です。
珍しく会話ばっかりの更新です。
その後どうなったか、の後日談と、あの時何を言ったの?のフォローの回です。
以下あとがき的なものです。
大して長くないのにちょうど一年半ほどかかってしまいました。
でもずっと書きたかった話なので、何とか完結してよかったです。
主人公がどうなるかだけは考えていたんですけどね。
実はこの話を考えた一番最初はファンタジーの設定でした。
一体どこが?
とつっこまれそうですが(笑)
ちょっときっかけは忘れたのですが、急に物語がSFにシフトしまして、主人公ももう少し若かったのですが、おじさんになってしまいました。
なので息子たちの設定なんて最初はありませんでした。
なのにいつの間にか息子たちが目立つ小説に……
一番最初ファンタジーだったという話ですが、この話を考えた時に書きたかったのは「帰る」という事でした。
ただ単に帰るのではなくわがままというか、エゴ的な意味での「帰る」です。
SFに設定がチェンジした時点で、ちょっとその意味が薄れたので、エゴ的な意味で「帰る」という設定を残したくてできたのが息子たちと奥さんです。
今自分がいる場所ですでに生活が成り立ち、待つ人、引き留めてくれる人がいるのにどうして?
という意味でアシュカとケイニー。
別の場所への未練としてマリトが出来ました。
なので日常の会話が多いのです。
(もちろんSF的な考証を書くのが無理、というのもあるのですが)
エゴ的な感じに書きたかったので、ゼンガは特に地球へ帰りたいという思いが強かったりしませんし、口にしません。
ファンタジーの時点では「帰る」という意思が強かったのですが、SF話を変えた時にちょっと保守的になってしまったのかも。
とまあ個人的にはそんな感じで書いていたのですが、小説の中でそれが書けているとはいえませんね。
とにかく読んでいただいた方、長くお付き合いいただきありがとうございました。
次はメイン小説の「永遠のアルセン」の続きを!と思っているのですが、唐突に別の話を書くかも知れませんm(__)m