永遠のアルセンマップ

簡単な永遠のアルセンの地名や登場人物の説明です。
ほぼメモ書きみたいな感じです。

登場人物のイラストが気になる方はillustの私のイラストより、頂き物で他のサイト様より頂いたイラストをご覧になっていただければと思います。
私より数倍素晴らしいイラストが並んでいます。

国名・地名・その他

『セーダル』
メーネの出身部族。
エルンの中に点在していた遊牧民の一つで、今は定住しトーメルクとの東の国境近くで町を形成している。

『エルン』
多数の民族を持つ国。王を中心とし、政治は各部族の代表との議会で行われている。
大陸の東側(ハイエルク地方)の国の中では広めの領土を持つ。
十五年前の内乱により各部族を正式に国に組み入れ、体制も一新された。

『トーメルク』
エルンの北から東にかけて位置する国。、すぐ東は海。
エルンとは幾度も小競り合いを起こしているが、三年前からは休戦状態。

『異氏の一族』
人の数倍を生きる長寿の一族。
相手の意思を何らかの形で受け取ることにより、相手の望む姿になれる。
恋愛の機微にさとく、恋人になれたらと望む者は多い。
相手の望む姿になれるという能力は、あくまで本人自身の意思も必要なので、強制によっては絶対に行うことはできない。
地域によるが、それほど珍しい一族ではいので、普通に町で何百年も暮らしている者もいる。

人物

『マイン(47歳)』
実は主人公はマインのつもりで書いていたのですが、題名にアルセンの名前が入っているので、主人公はマインとアルセンの二人と思っていただければ。
亡き妻メーネとの間に長男アルカ、長女ジエンあり。
燃えるような赤い髪が特徴。
少年の頃、故郷が戦争に巻き込まれ肉親や知り合いを全てを失っている。
その時にツガートという青年に助けられるが、やがて愛情が暴力へと変わってき、関係は破綻する。
その後アルセンに出会い、27歳の時にアルセンと別れメーネと結婚。
剣はセーダルで一、二を争う腕前。

『アルセン(500歳以上)』
異氏と言う、長寿の一族。
月色の髪。
三十年前にマインと出会い、十年ほど共に旅をする。
マインが望む幸せを十二分に分かっていたので、マインがメーネと結婚する際、何も言わず姿を消すが、たまたまメーネが死んだと聞き、二十年ぶりにマインと再会。
相手に合わせ男にも女にもなれるので、恋愛対象に男女こだわりはないが、8:2で相手は女性の方が多い。
マインに剣を教えたくらいなので、結構強い。素質云々の前に、剣を握って数十年、ではなく数百年単位なのが理由。
余談ですが、題名に名前があるのに人気がない可哀そうな人。
ちなみに、アルセンに剣を教えたのは女性です。

『メーネ(享年44歳)』
マインの亡き妻。
病に倒れる寸前まで、健康的で逞しいという言葉がぴったりの女性だった。
アルセンがメーネでなければマインを譲らなかったと言うほどの豪傑の人。
マイン一家の要。

『アルカ(19歳)』
マインの長男。
苦労性の長男、父親に対してひねくれた感情を持っており、それにはエスナも絡んでいる。
見た目は両親に似ずおとなしめ。ただ父親から剣を教わっているので、剣を握れば豪快な戦い方をする。
父親が男とキスをしたのを目撃し、誰にも相談できず悩みまくる青年。

『ジエン(16歳)』
マインの長女。
外見は母親の小型バージョン。
剣は母に習ったので、アルカの様な豪快な戦い方はできない。
反抗期真っ最中で、アルカはともかくマインには必要最低限しか会話せず。
家事はジエンが担当。

『ハンデル(60歳くらい)』
セーダルの長。
弟がセーダルの代表として王都エンドーアにいる。
息子夫婦は既に死亡し、孫娘のミアと二人家族。

『カーダル(60歳前)』
パッと見寡黙な感じに見えるが、結構気さくな人。(イラストがないので分からないですよね、すみません)
エンリと仲がいい。
実は孫娘がこの小説の重要人物。

『エンリ(50歳過ぎ)』
陽気な人。
が、締める所は締める人。
セーダルの議会らしきものの中ではムードメーカー。

『グリス(30代半ば)』
マイン達と同じく、セーダルの議会の一員。
ロウドの幼馴染。
ミアと共に誘拐され、体と心に傷を負う。
妻シンゼラとの間に子供が一人いる。

『ロウド(30代半ば)』
セーダルの議会の一員。
グリスの幼馴染。幼い頃から仲がいい。独身
親友の事になると冷静さを欠きやすい。

本当はマインとアルセンがあまりBLBLしてないので、当初はグリスとロウドをくっつけようかと。
しかし必要もないのにそんな要素を入れる事もないかなとその案はお蔵入りに。
それでもグリスもロウドも、互いに友情以上のものは感じています。

『シャージ(26歳)』
王都より派遣された文官。
当初は辺境のセーダルに派遣された事を快く思っていなかった。

『イズラート(28歳)』
シャージの同僚で、セーダルの歴史の編纂を担当。
アルカとエスナはここで働く。

『エスナ(18歳)』
マインに押しかけ弟子になるため王都を飛び出した女性。
元々は貴族で、盗賊に襲われている所をマイン達に助けられている。
金髪碧眼美女。
当初はマインに憧れていたが、その後アルカに惹かれていく。
恋人ではないが、アルカと体の関係だけはある。

『ミア(18歳)』
ハンデルの孫娘。
トーメルク人に誘拐され、それが一連の騒動のきっかけとなる。
少しわがまま。
アルカに惹かれる。

『カラ(16歳)』
ミアの友達で、ミアと共に誘拐される。
シャージに惹かれる。

『ツガート(外伝の最終時点で29歳)』
死への歩みを始めていたマインを助けた人物。
過去に妻と息子を亡くしており、マインへ息子のように愛情を注ぐが、やがて虐待へと変わっていき、最後の最後でマインをアルセンに託す。

(2010.10.22)