作者は林葉直子さんです。
私ど同年代なら、名前くらいは知っている人も多いのではないでしょうか?
そう、将棋のあの人です(笑)
でも私は先に小説を手に取ったので、未だに少女小説家というイメージが強いです。
さて、何でよりによって(と言ったら失礼ですね)最初にこの作品を取り上げたかというと、私が初めて買ったというか買ってもらった文庫がこのシリーズの「吸血鬼は無実の罪」だったからです。
実は別に欲しくなかったんです。
それまで本を買うときはなんて言うか子供向けのハードカバーの値段が高めの本を買ってもらってたんですけど、母が「その本は高いから、こっちなら買ってあげる」と文庫の所に連れて行かれ、とりあえず表紙が可愛かったので手に取りました。
はっきり言ってそれまできちんとした文庫なんて読んだことがない。
文字が大きい児童文庫っていうのでしょうか?そんなのしか読んだことないのになんて無茶を!!と思いましたよ。
しかも値段が高いからって・・・・・・
その時私は小学四年生。
シリーズ物という事もあまり考えず、途中の巻を買ってしまいました。
一番困ったのは漢字が読めない!!
なので、その頃は漢字をイメージで読んでいたので、今でも時々その頃の名残で適当に読んでしまいます。
でも、せっかく買ってもらったんだからちゃんと読みましたとも!
結論は、ちょっと子供には早いかなと(笑)
その本はまだましだけど、他の巻は結構ベットに押し倒されたりとかあんまり子供向けじゃない表現が色々と・・・・・・
後々作者の不倫騒動とか見て、ああなるほどと納得したりもしましたが。
が、続きを集めただけあって、読みやすく面白かったです。
でも刑事の松前が主人公の忍だと思ってベットに忍びこんだら忍の母だったとか、それなりに衝撃を受けましたね、小学四年生の私には。
結構忍も色々な目に会ってどこかの誰かに(名前忘れました)車で押し倒されて胸をもまれてたな~、今でも覚えてるってことはやっぱ衝撃だったんですね。
結局途中でそろえるのをやめたので最後がどうなったか知らないんですけど。
もし知っている人がいたら教えてください(笑)
何年か前に携帯サイトに書いた文章に追記しました。
(2012.3.24)